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5.2.5 所見

フロント部は、部分的に水の侵入による劣化が見られるが、これは近くのサイドパネル部にパッチ当て補修があること、また内装ステンレスライニングのダメージによる下部シール材の剥がれ等が影響していると思われる。
リア部は、リアシル付近からの水の侵入と思われる劣化が見られる。現状では広域に及んでいないことと、各部の状態から見て、劣化の程度は比較的軽微と判断できるが、劣化に対して大きく影響する部位であることを充分考慮して、早期並びに定期的な補修を施す必要がある。

 

5.3 サイド

 

5.3.1 断熱材

両社共、充填状態は良好である。
A社においては、断熱材と内装ステンレスライニングのフロント及びリアの一部に浮きが見られる以外は良好である。
B社においては、水分は感じられず密着状態は良好である。

 

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